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この谷は前に沢登りの本で知ったのですが、ハズレ谷として紹介されていたので、余り気乗りがしな かったのですが、行って見る事にしました。鹿の剥製が表に飾ってある喫茶店前に駐車して谷に入り ましたが、最初の内は小滝の連続する思った以上の谷で気持の良い遡行でした。F1(本では6m)の 滝を越えると、右枝谷よりF2(同8m)次いで斜瀑F3(同5m)と続き、やがて沢は分岐します。本 流の右俣は穏かでF4(同8m)が在るのみです。また、このF4から20分程で三久安山の頂上だそう です。次に分岐まで引き返して、左俣を遡行しましたが、これが大滝の連続する良い谷で最初にF5 、次にF6と15〜20m級が続きます。この沢も先で分岐して、更に水量も少なくなってきますが、そ の左俣を行くと更に分岐しており右俣奥には15m程のF7が見えます。また左俣には、水が有ればこ の谷一番であろうと思われる50m級の斜瀑F8が正面に見えます。本では三久安山に通じる沢しか
遡行していなかった為か、ハズレ谷と書かれていましたが、左俣も溯っておれば表現も変わった事で しょうね。
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