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今更ながらですが、滝へのルートに関し疑問があったのに加え、訪れたのは7年も前の事でもあり一度 再訪して見ようと思いました。今回は、滝ルートのポイントである羽尻の大カツラの在所に付いても聞いて おきたいと思い、前に蘇武滝を確認して頂いたオートキャンプ場にрキるも詳しい事が解らず、地元の組合 長さんを紹介して頂きました。その方によると大カツラは本流の谷入口に在って上流には蘇武滝と言 う大きな滝が在るとの事でした。先の疑問が解消すると共に、私が紹介している滝が別谷の滝である 事も解りました。でも紹介している滝は地元の方の確認を取った事に関しては・・・?それ以上は尋 ねられず、早速 数日後に訪れて見ました。現地で農作業中の方に現状を聞いた所、「蘇武滝の道は背丈程の草が生い 茂っているので5月頃においで」との事・・。取敢えず行って見ようと思い、登りましたが、分尾滝 〜廃屋〜廃田跡を抜けた辺りの景色が前と違っている感じで、また当時に辿った左沢筋も見当たらず 、全て草と藪に覆い隠されている様でした。途中、右へと蛇行する沢を渡り、左本流を溯って左にカー ブした谷筋に入ると正面に立派な羽尻の大かつらが目に入りました。そのまま右岸を進み、対岸に大 きな杉が在る所を渡り左岸へ。その先には綺麗な滝が在り期待感が高まりましたが、先に道は無く斜 面を巻き上がって先に進むと突然前方に大滝が姿を見せました。三段に落ちる4〜50m級の滝で、こ れが蘇武滝でした。豪快かつ優美さを兼ね備える滝で、特に中段からの眺めは感動ものです。しかし 、このルートは背丈程の草むら等、見当らず先程のおじさんの言った事と反するのです。未だに疑問が 頭を過ぎっていますが、地元でも見た人を探すのに苦労する様な深山の滝。誰もが最初に見た滝を蘇 武滝と思うのではないでしょうか。尚、蘇武滝として、これまで紹介していた滝を「羽尻の滝」とし ておきます。何れにせよ蘇武系を代表する滝には相違ありません。
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